Archive: 2019年04月  1/1

[ NEW ! ] 夕焼け色の子供達

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夕焼け色の子供達[リリカルライフのススメ]仁太は駆け出していた。時につまづきそうになりながらも、学校への道のりを急いでいた。時刻は8:00をとうに過ぎている。もたもたしていると遅刻するのだ。「おーい、仁太ー!」「仁太くーん、おはよーう!」後ろから声が聞こえる。広太と晴美だ。三人は近所に住む同級生で、幼馴染み。この春で小学五年生になる。背丈は三人共同じくらいだが、晴美がスレンダーなのに対して仁太は結構ぽっ...

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[ NEW ! ] この目で見て来た幸福の全てを、君に渡そう

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君が瞬いた。そんなことが必要なのかは、いつでも疑問に思っている。かくいう僕も瞬きをしてしまうのだから、世話がないのだが。こんなことを気にしてしまう僕は或いは、過分に神経質なのかもしれない。それでも、他の誰よりも君を愛している、それだけは胸を張って何度でも言える。覚悟は出来た。そのことについてはのちに語ろう。ずっと、憧れていた。正直な言葉を、君から聞きたい。もちろん、僕から聞くのだ。だっていつまでも...

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[ NEW ! ] 君に贈ろう、たくさんの幸せを

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君だけが、僕の支えだった。来る日も来る日も、耐えていた。学校は、辛かった。毎日が、荒波の中に居るようだった。それでも。君が居たから、やってこられた。愛しているとは言わない。まだそんな歳じゃない。けれども、君が大好きだ。だから、そんな想いを支えに、これからも生きていける。ずっと一緒に居よう、君よ。ー君に贈ろう、たくさんの幸せをー[リリカルライフのススメ](1) 義理の父が、ロッキングチェアに座って揺られ...

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[ NEW ! ] 三毛猫と白猫 [モモとマリンの珍道中]

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現在非公開の過去作使い回しの冒頭を除いて、全編書き下ろしです。お楽しみ頂けましたら、誠に幸いです。*****新宿二丁目の路地裏。辺りを見回す。幸いな事に、誰も居ない。「よし、行くぞ!」言い聞かせるように独り呟くと、大きく息を一つ吸って、意を決して中へと入る。向かった先は、ありふれた飲み屋だった。「いらっしゃ~い!」太ったママと店子が、野太いけれども何処か甘ったるい声で、まだあどけなさを残した青年に...

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